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Mobilize Financial Services社
Miles Enterpriseでローカル対応とグローバル展開を両立し、変革を推進
2024年
Mobilize Financial Services社はMiles Enterprise を導入することで契約管理を変革しました。Miles Enterprise は、グローバルな一元管理を可能にするフ
レームワークと、各国・地域の事情に合わせた柔軟なカスタマイズ機能により、業界におけるイノベーターとしての地位を確固たるものにしました。
ポイント
- 業態:自動車ファイナンス
- 導入製品:Miles Enterprise
- 地域:EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
課題:
契約管理を刷新
モビライズ・フィナンシャルサービスは、従来の煩雑で分散した契約管理システムを一新し、最先端かつグローバルに展開可能なソリューションへの移行を目指してい
ました。同時に自国市場の商慣習にも対応できることが必要でした。
多くの古いシステムと同様に、従来の契約管理システムは時代とともに限界が見えていました。刻々と変化し続ける市場では、迅速かつ包括的な変革はもはや単なる希望ではなく、必須事項となっていました。
この課題は二側面を持っていました。最新のテクノロジーを採用しながら、既存クライアントやパートナーの要求も満たさなければならず、そのため業務プロセスや慣習を刷新する必要がありました。さらに、将来ニーズにも柔軟に対応できるようにする – これらをすべて達成することがモビリティサービスプロバイダー業界で強化なポジションを築くのに必要不可欠でした。
Mobilize Financial Services社 ITディレクター カリム・ツオリ氏のコメント:
「Miles Enterpriseの広範囲なコンフィグ設定能力と一貫したアプローチにより将来の道筋がより明確に見えてきました。
当社のグローバル戦略と完璧にマッチしています。」
ソリューション:
ローカルからグローバルへ
Mobilize社は、ソフィコのMiles Enterpriseを中核とした新しいアプリケーションランドスケープを構築しました。 業界のベストプラクティスに基づく標準化された
Milesプラットフォームは、柔軟性と設定可能性を重視し、地域ごとの違いや適応ニーズに応えました。 このアプローチは、同社にとって第二の市場であるドイツで
試験運用されました。
革新的なMiles Enterpriseプラットフォームの利点を最大限に活かすべく、同社は社内プロジェクトチームを立ち上げ、主要取引先企業とソフィコの3社間による緊密なパートナーシップを構築。このコラボレーションは、各社独自の要件とシステム機能と正確に整合性させるために不可欠でした。
Mobilize社とソフィコは、「ローカルからグローバルへ」というアプローチに基づき、グローバル展開のための非常に効率的なフレームワークをロールアウトしました。
ドイツでの試験運用の成功を透けて、またその知見とハイブリッド戦略を活用しながら、グローバル展開のための戦略を強化しました。またこのフェーズにおいて、Centre of Excellenceと呼ばれる、開発センターを設立したことは極めて有効にはたらきました。このセンターが複数国におけるMilesの実装プロセスと迅速なデプロイを確実なものにしました。
インパクト:
海外でのシナジー創出とシステムサポート・メンテナンスコストの削減を達成
Mobilize社にとって、この統合は変革の時代を切り開きました。完璧なローカライゼーションの実現という考え方を再考することで、プロセスを合理化し、サポートや
メンテナンスのコストを削減できました。
戦略的に各国市場をグループ分けしてMilesをロールアウトすることで驚くべきシナジーを生み、コラボレーションが促進されました。実践したアプローチは将来のロール
アウトに大きな影響を与えそうです。
そしてこのアジャイルに基づく実践方法はシステムの実装期間中だけでなく、本番稼働後も持続的に業務パフォーマンスと適応性をもたらし、Mobilize社がの業
界のイノベーターとしての地位をさらに強化のものにします。
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Hedef Filo社
Milesの柔軟な設定で顧客サービスの優位性を確保
2023年
トルコに拠点を構えるリース会社であるHedef Filo社は、Miles の柔軟な設定機能により、突然の税制改正にわずか24時間以内に対応しました。この迅速な対応により、同社はトルコ市場で最初に新税制をシームレスに導入した企業となり、競争優位性を確保することができました。
ポイント
- 業態:自動車リース
- 導入製品:Miles Enterprise
- 地域:EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)
課題:
税制改正による予期せぬシステム変更
Hedef Filo社は、法人顧客へのフルサービスリース提供に加え、短期レンタル、カーシェアリング、その他モビリティオプションにも積極的に取り組んでいます。こうした事業を展開するためには、アジャイル対応で信頼のおけるデータ管理システムが不可欠です。
しかしながら2023年にトルコ政府は高級車に対する特別消費税の導入を事前の予告なく突如発表します。この税制改正により、Hedef Filo社は早急に正しい税額を計算して顧客に通知する必要に迫られました。新しい税額を24時間以内に適用する必要があり、時間は極めて限られていました。
ソリューション:
社内チームがコンフィグ設定で迅速な対応能力を発揮
Hedef Filo社は、突然の消費税制改革という大きな課題に直面しました。この税制改正は、消費税の計算方法、請
求処理、さらには広範囲にわたり契約管理システムの見直しを迫るものでした。
しかし、 Hedef Filo社は長年にわたり業務基盤として Miles を導入しており、これが幸いしました。Miles の設定の柔軟
性が真価を発揮しました。社内のエキスパートはMiles の機能を活用し、日常業務に緊急の変更が必要となった際にも
リアルタイムで対応することができたのです。
ソフィコの導入方法論の一部として、同社のスタッフはMilesの導入当初コンフィグ設定に関するトレーニングを受けていま
した。そのおかげもあり、ソフィコのサポートを必要とせずとも社内メンバーだけで迅速かつ適切な変更を実行。またMiles
は既に他の業務システムともインテグレートしていたため、新しい計算プロセスは容易に他のシステムと連携することができま
した。
Hedef Filo社のコメント
「Milesは、業務を加速させる信頼できるツールです。特に迅速かつ柔軟な対応が求められる緊急時において、Milesが日常業務に与える真価とインパクトを最大限に実感しています。」
インパクト:
新税制に業界最速で対応わずか24時間でシステムを更新、顧客満足度も向上
Milesの柔軟な設定機能により、24時間という極めて短時間で契約管理システム全体を新しい消費税に対応させることに成功し、トルコ市場で最初に新税制をシームレスに導入した企業となりました。
この迅速な対応は、大きな競争優位をもたらしました。他社がまだ新制度への対応に追われている中、すでに正確な税額をリアルタイムで顧客に提供することができたのです。一方他社は誤った計算の修正や他システムとの連携調整に時間を費やす必要がありました。
Milesの持つ柔軟性と迅速な対応力は、 Hedef Filo社が法人顧客向けのフリートモビリティ分野における信頼できるパートナーとしての地位を強固なものしています。同社は引き続き高水準の顧客サービスをトルコ全土に提供していきます。
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Summit Fleet Leasing社
Milesの統合性と柔軟性で積極的な顧客対応を実現
2022年
日本の大手リース会社・住友三井オートサービスのオーストラリア子会社であるSummit Fleet Leasing andManagement社(以下Summit Fleet)は、Milesのシームレスな統合を可能にするインテグレーション機能により、顧客対応を強化しました。Milesの柔軟性はSummit Fleet社が各顧客ニーズに合わせたサービスを提供し、競争優位性を
確立することに貢献しています。
ポイント
- 業態:自動車リース
- 導入製品:Miles Enterprise
- 地域:APAC(アジア太平洋地域)
課題:
リスクとコストを抑えながらシステムを拡張
パートナー企業の増加に伴い、システムの柔軟性と統合性を向上させることが必要でした。事業規模拡大にあわせて、リ
スク軽減およびコスト削減も重要な課題となっていました。そのため成長段階に合わせて柔軟に適応できる安全なプラッ
トフォームを提供できる信頼できるパートナーを探していました。
その目的は、Summit Fleet社の差別化要因である「丁寧な顧客サービス」をさらに強化することでした。
Milesは単なるソリューション以上のものでした。統合のしやすさと高い柔軟性により、外部から提供されるデータを簡単に取り込むことができ、そのデータも様々な目的に合わせて処理が可能です。多様なダッシュボート設定と柔軟なコンフィグレベルで、オーストラリアのモビリティサービスプロバイダーはより深い情報へアクセス可能になり、顧客に積極的にアラートを送信できるようになりました。これが個々の顧客に合わせたサービスとして、ユニークなセールスポイントとなりました。
ソリューション:
広範な統合機能と柔軟性による将来を見据えた基盤構築
Summit Fleetにとって、Milesは単一のソリューション以上のものを提供しました。容易な統合性と高い柔軟性のおかげで、外部ソースから迅速にデータを取り込みながら、様々な目的に応じて加工しています。
さまざまな設定ができるダッシュボードがより深いレベルの情報へのアクセスを可能にし、顧客が問題に気づく前に率先して知らせることが可能にし、同社の差別化ポイントである「きめ細やかな顧客サービス」を強化しました。
フロント、ミドル、バックオフィス向けの機能を備えたエンドツーエンドのプラットフォームMiles Enterpriseにより、SummitFleetはサプライヤーやその他取引先と効率的かつ確実に連携することができます。APIによる統合機能はその有効性が証明され、将来さらに多くの異なるソリューションとの統合に道を開きました。
Summit Fleet社 ジェネラルマネジャー ダレン・ゴア氏のコメントト
「ソフィコは、日常業務と根本的に作業改善につながる方法を継続的に提案してくれます。」
インパクト:
能動的な、信頼される顧客サービスの実現
サミット・フリートとソフィコの緊密なコラボレーションは20年以上続いており、マイルズはまさに彼らのビジネスの基盤を形成
していると断言できます。
ワークフローの継続的な評価と反復作業の自動化により、サミット・フリートのスタッフは、顧客との直接的なコミュニケーションが必要なより付加価値の高いタスクに集中できるようになりました。
システムにシームレスに適合し、卓越した信頼性を提供するプラットフォームとして、マイルズは、サミット・フリートが顧客基盤にとって真に重要である「プロアクティブで信頼され、頼りになる顧客サービス」に注力することを可能にしました。この主要な競争優位性を優先することで、彼らは安全に成長・拡大することができるのです。
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KINTOヨーロッパ
欧州各国にMilesを一斉導入
2021年10月
ポイント
- ヨーロッパ5ヵ国にMilesを導入
- 短期間で車両台数10万台に
トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門のトヨタモーターヨーロッパとトヨタファイナンシャルサービスの合弁会社であるKINTOヨーロッパは、ソフィコのMiles Enterpriseソフトウェア・プラットフォームをヨーロッパ各国に導入しました。今後、同社におけるすべての車両管理業務を管理します。
KINTOヨーロッパはオペレーション戦略として、この度5つの主要市場にMiles Enterpriseを導入しました。過去数か月の間、フランスを皮切りにイタリア、スペイン、ドイツで順次KINTOフリートサービス事業向けに本番稼働を開始しました。また、ベルギーでは現在リテール、ホールセールおよびフリートの各事業で段階的なインプリメンテーションが進行中です。
ソフィコのMRI(Miles Reference Implementation)(もしくはMIM)は、世界中で数多くのプロジェクトで得られた経験に基づく導入フレームワークです。ソフィコはこれに磨きをかけて、導入期間全体を短縮する効果的な手法を確立しました。その結果、KINTOとソフィコは、ヨーロッパ全体で展開するための共通基盤をつくりあげ、各国にMiles Enterpriseの導入を加速させることができました。
KINTOヨーロッパ新規事業開発担当ディレクター・フィリップ・ボックスセル氏のコメント:
「4つの未開発地域と2つの既存事業のための開発を通じて、わたしたちはヨーロッパ全域をカバーする事業体制を構築することができました。その結果、極めて短いスパンで契約車両台数が約10万台に拡大するほど大きな成功を収めました。当社は、ヨーロッパ全域にフルサービスのリースおよびモビリティサービスを展開する計画ですが、Miles Enterpriseプラットフォームはそのためのすばらしい基盤となっています。主要市場でMiles Enterpriseプラットフォームを効率的かつ効果的に導入する上で、ソフィコの専門知識や幅広い知見、そして緊密な協力関係がなければこれを実現することはできませんでした。」
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KBC Autolease社
Miles Enterpriseでマルチモビリティを促進
2020年
KBCオートリース社は、マルチモーダルモビリティ時代において、顧客に多様な選択肢と柔軟な対応を提供することを最重要視しています。Miles EnterpriseをMoveSmartポータルの基盤に活用し、顧客側モビリティ管理者およびユーザーを一元管理しています。自転車リースを追加するなど、従来の社用車を超えた幅広いサービスを導入し、顧客ニーズに最適なモビリティソリューションを提供しています。
ポイント
- 業態:法人向けマルチモビリティプロバイダー
- 導入製品:Miles Enterprise
- 地域:EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)
KBC Autolease社は、Miles Enterpriseを導入することで、EMEA地域の顧客に革新的なマルチモビリティソリューション
を提供し、以下の課題を解決しました。
課題:
モビリティへの新しいアプローチ
2018年、企業のモビリティ市場は変革を求めていました。従来の企業向けモビリティは会社カーリースが中心でしたが、渋滞や駐車難、サステナビリティや環境負荷低減への意識が高まるにつれ、企業のモビリティ担当者は新たな選択肢を求めていました。
KBCオートリースはこの要求に応え、顧客企業がマルチモビリティプランを導入できるようにしました。その基本的な仕組みは、社員がモビリティ予算を自動車と自転車に自由に配分できるようにすることです。通勤手段として電動自転車が人気を集め、給与の源泉徴収によるリースプランも導入される中で、小型車と自転車を組み合わせるという考え方はますます広まっていました。
しかしながら、KBCオートリースでは、異なる業種、契約形態、記録などをどのように管理すればいいのか、まだ不透明感がありました。
トム・フラマンク氏 (KBCオートリース取締役 ビジネス&プロダクト開発担当) のコメント:
「私たちはアイデア段階からお互いを巻き込み、共同で製品ソリューションを効率的に作り上げています。課題を共に乗り
越える経験がパートナーシップをより強固なものにしています。これからの20年も共に歩みましょう!」
ソリューション:
Miles Enterprise導入による解決
KBCオートリースは、この課題を解決するため、長年のパートナーであるソフィコに協力を仰ぎました。両社は10年以上にわたって協業しており、すでにMiles Enterpriseのメリットを実感していました。同社は2016年以来、自転車リースを提供しており、バックオフィスの見積や契約管理にソフィコのプラットフォームを活用していました。
Miles Enterpriseのモジュール式設計は、要件であった追加サービスの組み込みを可能にしました。また、顧客がオンライン上で全てのプロセスを完結できる仕組みを導入することになりました。
その結果、同社はMiles Enterpriseアーキテクチャを活用して「MoveSmart」をリリースしました。このオンラインツールは、セルフサービスで顧客が企業向けモビリティプランを組み立て可能にします。またカーリースや自転車リースの見積も簡単に
取得できるようにしました。
「MoveSmart」はKBCオートリースのブランドハウススタイルに沿ってデザインされ、まさにオーダーメイドのソリューションとなりました。
インパクト:
マルチモビリティ時代の到来を支えるKBCオートリース
KBCオートリース社は法人向けマルチモビリティプランを支援する企業として、ベルギー国内で重要な役割を果たしています。
同社は、6万件を超えるオートリース契約を管理し、3万台以上のリース用自転車を導入しています。オンラインプラットフォーム「MoveSmart」は、見積依頼からオプションの選択まで、マルチモビリティプランのあらゆる側面を管理し、幅広い選択肢を用意しながら、ユーザーが主体的になれる体験をを提供しています。
KBCオートリース社は、ソフィコと連携し、さらなる可能性を追求し続けています。リース満了後にユーザーが数回クリックするだけで自転車を引き取れる機能など、セルフサービスの強化を目指しています。
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KBC Autolease
SoficoとモバイルアプリMoveSmartを共同開発
2020年10月
ポイント
- ユーザー向けモバイルアプリで契約、車両、整備予約、GPSを利用した緊急連絡など提供
- 2021年にカーシェア、バイクシェア、公共交通機関に拡大予定
KBC Autolease社(ベルギー)とSoficoが共同開発した「MoveSmart」は、車両やバイクのリース契約情報の参照や、GPSによる位置情報を利用した故障連絡が可能なモバイルアプリです。COVID-19の影響で在宅勤務が大幅に増加する中、通勤や業務上の移動での車のニーズは減少しており、今後リース顧客以外にもMoveSmartを開放し、カーシェア、バイクシェア、公共交通機関の乗車料金、パーキング利用代金などが同アプリから予約/決済できる予定です。
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BattMobility
SoficoとEV,バイク、スクーター向けシェアードアプリを開発
2020年6月
ポイント
- EVの個人間シェアリング用アプリ
- ポイントソリューションとして開発
社会が「所有から使用」へ、そしてマルチモーダルへ移行する中で、モビリティーソリューションへのニーズが高まっています。電気自動車シェアリングを専門とするBattMobility社とSoficoのパートナーシップにより、電気自動車、バイク、スクーターのシェア用アプリを開発しました。
両社は昨年末から地域社会の個人・法人顧客に向けてより多くの移動手段を提供することを目的に、BattMobilityのカーシェアリングプラットフォームと予約アプリの共同開発を開始しました。自社が管理する車両向けに固定式充電ポイントを用意しており、その近くには平均4~6人で構成されるユーザーコミュニティとともにサービスを運営しています。
アプリ機能では予約可能な車両に関する基本情報の提供、予約開始/終了時間設定、開錠キーへのアクセス、車両現在位置、バッテリー残量、車両画像を利用した状態レポート送信、隣接エリアにある予約可能な車両の検索、ユーザー間のチャット機能などがあります。
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Volkswagen Pon Financial Services NL
リテールに続き、Milesをフリート契約向けに導入
2017年4月
ポイント
オランダのVolkswagen Financial Services社とPon Holdings B.V.社の合弁会社であるVolkswagen Pon Financial Services NL社は、フリート契約の管理にもMilesを導入開始しました。VWPFSのリテールのフロント、ミドル、バックオフィスを全てMilesで管理したことで、プロセスの効率化、生産性の向上、ユーザーのエラーや重複の削減、お客様の認証や承認時間の改善の効果がありました。リテールプロジェクトで得たノウハウと専門知識をより大規模なフリート事業に関わるMilesの導入にも活用していきます。リテールとフリートの混合ポートフォリオを管理する上でユニークなハイブリッドソリューションを提供するVWPFSと顧客のニーズにMilesは合致しています。
Volkswagen Pon Financial Services NL, Director Operations, Marc Overgoor氏のコメント:
「昨年の第3四半期に、ビジネス、プロセス、ITナレッジを集約した新しい組織『コンピテンスセンター・リテール&フリート』を同時並行で立ち上げたことにより、コンフィグ設定、ワークフロー、商品の変更を自分たちで管理できるようになりました 。今後はリテールプロジェクトで得たノウハウを、フリート側Milesの導入にも広げていく予定です。
フリートプロジェクトの最初の要件定義フェーズでは、ユーザー要件と、新しいシステムの利点を最大限引き出すために考慮すべき重点分野を特定するべく、スタッフによる一連のワークショップを今年初めに開始しました。このプロセスは現在も進行中であり、チームリーダー、キーユーザー、そしてコンピテンスセンター・リテール&フリートに所属する7人のチームが参加しています。
製品、価格、ワークフロー、インターフェース、コミュニケーションなど、付加価値を最大化できる重点領域がMilesシステムに含まれていることを確認する作業でした。今後はMilesをリース車両だけでなく、交通ソリューションへの関心が高まっているオランダ市場へ投入する新しいモビリティサービスにも活用する予定です。」同社のフリートプロジェクトでは2018年秋までに7万5000件あるVWPFSのすべてのフリート契約Milesに移行・管理する予定です。
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Volkswagen Pon Financial Services NL
Miles導入によりリテール業務効率化に成功
2016年8月
ポイント
- 新しい保険商品と併せ、Milesシステムをほかのブランドおよび関連ディーラーに展開予定
- 業務プロセスと緊密に連携することにより手入力が不要に。承認申請にかかる時間が改善し、手作業を削減し一気通貫で処理が可能に
オランダのVolkswagen Financial Services社とPon Holdings B.V.社の合弁会社であるVolkswagen Pon Financial Services NL社は、Milesをリテール業務向けに導入した結果、業務プロセス効率化によりエンドユーザーの認証・承認時間が改善することで顧客体験が向上しました。与信審査のプロセスを自動化することでこれまでより多くの取引を成立。全ての申請は自動化された承認済みのワークフローにより、完全にデジタル処理されています。
Volkswagen Pon Financial Services NL, Director Operations, Marc Overgoor氏のコメント:
「Miles導入後、同じ人員数でより多くのビジネスができます。現在Milesは外部業務システムと完全に統合し、手作業はなくなりました。また承認申請にかかる時間も改善しました。今では手作業が全く、あるいはほとんど必要なく、一気通貫の業務プロセスを実現しています。与信審査プロセスの自動化により、ブローカーなど中間業者に対して従来よりはるかに迅速に回答できるようになり、結果これまでより多くの取引が成立しています。すべての申し込みは自動化され、承認ワークフローにより完全にデジタル処理されています。」「プロジェクトは初期段階から大きな成功を収めました。私たちはこれまでMilesをフリート管理向け製品だと理解していましたが、完璧なリテール向けソリューションであることが証明されました。」
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Banque PSA Finance
4カ国のうち最初のフランスでSoficoのMilesを導入完了
2015年3月
ポイント
- 合弁事業に伴う財務報告書作成にMilesを活用
- 独自商品をシステム管理
- Milesレファレンスモデルをベースに早期導入を実現
欧州第2位の自動車メーカーPSAプジョー・シトロエンの金融部門であるBanque PSA Finance社は、導入予定先4カ国のうち最初のフランスでSoficoのMilesソフトウェアの導入を完了しました。 同社のフリートユーザーやディーラーの継続的に変化する要件を満たす必要がありましたが、Milesの業務領域と将来ポテンシャルから採用されました。同社はまたスペインの金融機関Santanderとの合弁事業に伴い、財務会計を含む新たな報告要件を満たす必要がありましたが、これもMilesを活用することで解決しました。
さらにはPSAファイナンスが独自に提供する2つの商品「Tamps plus」と「distance libre」をMilesに取り入れることができた点も導入の決め手となりました。 現在ベルギーとルクセンブルグで導入プロジェクトが進行中であり、オランダも間もなく開始予定です。Milesはリースと金融業界共通のプロセスとベストプラクティスを反映した、あらかじめコンフィグされたリファレンスインプリメンテーションが用意されており、このことが導入スピードを早めた要因となりました。
現在ベルギーおよびルクセンブルグで導入プロジェクトが進行中であり、オランダも間もなく開始予定です。Milesはリースと金融業界共通のプロセスとベストプラクティスを反映した、あらかじめコンフィグされたリファレンスモデルが用意されており、このことが導入スピードを早めた要因となりました。
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Summit Fleet Leasing
契約台数10,000台突破・事業規模3倍に
2015年3月
ポイント
- 2006年 車両3,500台でMilesを利用開始
- 2015年 Miles、契約台数10,000台達成に貢献
- Miles導入後、同社の事業規模は3倍に
住友商事のグループ会社である住友三井オートサービス(SMAS)が傘下のSummit Fleet Leasing and Management(以下Summit Fleet) 社(オーストラリア)は、Milesを利用して契約管理台数10,000台を突破しました。2005年、既存フリート管理システムを入れ替えることを目的としてベンダー4社のシステムを総合的に検討した結果、Milesを選択しました。2006年に3,500台の車両をMilesで管理し、その後6年間で10,000台まで増加。Milesの柔軟性、プロセス自動化、インターフェース、レポート作成機能などが活用されました。
Summit Fleet社ジェネラルマネージャー・David Clinch氏のコメント:
「Milesは私たちのビジネスの生命線といえます。ほとんどの外部システムがMilesからのデータに大きく依存しているか、または統合しています。Milesは私たちにとって最重要なテクノロジーソリューションであることは間違いありません。このシステム選定・評価の過程で、これほどまで包括的に私たちの要件を具体的に満たすソリューションが存在しませんでした。Milesコアで行うコンフィグレーションの柔軟性に加え、サードパーティサプライヤーと連携できる使いやすい、豊富なインターフェースも当社のMilesソリューションへの信頼を高め、2006年に3,500台の車両でMilesを稼動させました。Milesを導入してからは市場環境の変化に対する適応能力が向上しました。自動化を進め、人的リソースを最適化しながらユーザー顧客の要望にこれまで以上に応えることができます。」
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Auto-Interleasing
MilesでCO2レポートに対応
2015年1月
ポイント
- ヨーロッパの複雑なCO2規制に対応するレポートが作成可能に
- 国や地域ごとに異なる税制に対応、顧客企業単位、事業部単位、ビジネスユニと単位のレポートを柔軟に作成
スイス最大級の独立系リース会社Auto-Interleasing社(本社:スイス・バーゼル)は、Sofico社のMilesを活用しフリート顧客のいわゆる「グリーンフリート」(環境負荷の低い車両構成)のニーズに対応しました。スイスでは法規制によりフリート車両の総CO2排出量や平均CO2排出量を計測し、詳細なレポートを作成することが求められています。Milesはその柔軟性、優れたレポーティング機能、データへのアクセスのしやすさなどの特長により要件を満たすことができました。また公用語としてフランス語、ドイツ語、イタリア語が使用されているスイスでは、Milesの多言語対応も重要な機能となっています。
Beat Imwinkelried CEOのコメント:
「Milesがなければ、おそらく私たちは今日存在しなかったでしょう。その柔軟性、深いレベルまで掘り下げられるレポーティング、データアクセスのしやすさは、当社のUSP(Unique Selling Proposition)を支えています。また競合他社が従来的アプローチに頼らざるを得ないのに対し、私たちはフリート顧客のニーズにフィットしたソリューションを提供することができます。Milesは非常に洗練されており、大規模なフリートマネジメントを提供する一方で、ビジネスのあらゆる側面についてドリルダウンし、詳細なレポートを作成できます。近年、スイスではグリーンレポートの重要性が高まっており、企業はドライバーに対して環境負荷の低い車両を選択するよう奨励し、反対に環境負荷の高いモデルを選んだドライバーにはペナルティを課しています。そのため、車両に搭載されているすべてのモデルのCO2排出量を個別に把握することが重要です。本社と各事業部、または事業部ごとのビジネスユニット単位でにレポートが必要でもMilesから取得できます。Milesの柔軟性はそれだけではありません。たとえば顧客ごとの、しかもドライバー単位で税金情報を提供する機能があります。スイスは26の州に分かれていますが、州ごとに社用車に関する税法が異なります。私たちはその他リヒテンシュタインでも車両を管理しています。そのため合計27もの異なる地域の税法に基づき、税金に係る請求書を各ドライバーに送付しなければならないことからその組み合わせはほぼ無限大になります。しかしながら、私たちはMilesによりこの課題を克服できました。そしてこのような機能は第一級の顧客サービスを提供することにも貢献しています。」
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Volkswagen
Financial Services
VWFS Australia社がMilesを記録的スピードで導入
2014年8月
ポイント
- 最小限のカスタマイズによりわずか11週間で導入完了
Volkswagen Financial Services (VWFS) Australia社が、導入プロジェクトの開始から終了まで、設定、開発、テストを含めてわずか11週間で完了しました。Milesはリース業界における共通のプロセスとベストプラクティスを反映したリファレンス設定をあらかじめ搭載しており、導入プロセスが劇的にスピードアップできました。VWFSはMilesの標準的な実装セットアップに忠実に従うことで最小限のカスタマイズとなりました。そのため会計インターフェース以外の開発作業はほとんど必要ありませんでした。
VWFS社Philip Farhart氏のコメント:
「私たちは、Miles導入を契機にオーストラリアでフルセットのフリート管理ソリューションをターゲット市場に提供できました。Milesは、リアルタイムの更新を可能にする会計機能と、カスタマイズできるレポートと文書化のためのレポートライターを備えたエンドツーエンドの機能を提供します。また、給油カードプロバイダー、JATO、動産証券登録システム、会計システムなど、幅広いビジネスサービスや外部データサプライヤーと統合できます。さらには、OCRなどのサードパーティアプリケーションとのインターフェースにより、データベースに直接データを取り込むことも可能です。その他ウェブ機能ではフリートマネージャー、ドライバー、ディーラー、サプライヤー、ブローカーを電子的にサポートするだけでなく、包括的なオンラインヘルプとドキュメントが利用できます。」
Sofico Services Australia General Manager (現APAC CEO), Koenraad Van Grimbergen のコメント:
「VWFS社がオーストラリアにおける弊社のお客様となっていただけたことを大変うれしく思います。VWFSへの導入期間は、これまでのMiles導入プロジェクトの中で最も短いものですが、それは両者の素晴らしいチームワークがもたらしたものでした。弊社の標準的な導入セットアップを忠実に踏襲することでカスタマイズがほとんど必要とせず、会計インターフェース以外は最小限の開発に抑えることができました。」
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Athlon Car Lease
スペインとイタリアでMilesを導入
2013年9月
ポイント
- MRI(Miles Reference Implementation)を利用した、システムの横展開と導入期間の短縮(スペインで7か月、イタリアで5か月)
- 一気通貫で顧客の車両選定からディーラーネットワークへ直接オンライン注文を提供
- JATOなど車両データサプライヤーのカタログデータ取込みをサポート
- より容易に多国展開が可能に
Athlon Car Lease Portugal社がスペインとイタリアに続き、ポルトガルでもMilesを導入しました。Miles社のリファレンスシステムの設定と、先立って行われたイタリアとスペインの2ヵ国で開催した共同ワークショップに基づき開発したコンフィグプロセスを活用したことで導入は4か月強の記録的なスピードで導入しました。
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KBC Autolease
Milesを導入
2013年6月
ポイント
- 約20時間のワークショップの中でMilesの最新機能を紹介、長期に及ぶRFI(Request for Information)プロセスを回避
- Salesforce CRMシステムと完全統合
- エンドユーザーが自由にレポートを作成可能に
KBC Lease Groupでベルギー第2位のKBC Autolease社がSoficoの初代システムであるリースベースからMilesへの移行を決定しました。効率的なワークショップの実施により、通常時間を要するRFI(Request for Information)プロセスを回避しました。またシステムが同社のビジネス要件を満たしていること、ユーザーがレポートが自由に作成できるなど柔軟性があること、あらかじめ設定されたリファレンス・インプリメンテーションでの提供により導入時間が短縮できること、今後の拡張性が見込めることなどが導入の決め手でした。
Geert Markey CEOのコメント:
「我々が構築する新しいプラットフォームは、長年かけて開発したSalesforce CRMシステムと連携する必要がありましたが、Milesは完璧にそれを提供しました。」
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ALD Automotive
ユーザーインターフェースを刷新したMilesを導入
2013年2月
ポイント
- イタリア、スペインにつづきオランダに導入
- 約4か月間の短期導入
- 今後24か月間でヨーロッパ全域にMilesを導入予定
フルサービスでカーリースを提供する国際的リース会社であるALD Automotive社は、機能性の向上、ダッシュボード、チャート、ビジュアルの向上など、よりユーザーフレンドリーに設計された新しいMilesユーザーインターフェースをオランダで導入しました。カスタマイズ性とユーザー満足度が向上するとともに、生産性に寄与しています。今後ベルギー、ルクセンブルク市場へ展開予定です。
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Mercedes-Benz
Financial Services Benelux
Milesを導入
2013年1月
ポイント
- 車両6万台の管理に利用
- 顧客サービス、生産性を最適化
Mercedes-Benz Financial Services Benelux社は世界的な金融サービスプロバイダーであるDaimler Financial Services (DFS) グループの一員です。Milesを利用して、約6万台の車両に関する業務(請求作成、車両発注、保険、メンテナンス、給油カード、ロードサイドアシスタンス、代車などのサードパーティサービスの発注、その他)とお金の流れを管理し、顧客サービス、生産性、効率をさらに最適化しています。
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Auto-Interleasing
Milesで走行距離連動型の新商品を提供
2012年7月
ポイント
- 月次でコストを把握できる走行距離連動型ソリューション「Full Distance」
- マルチランゲージ機能
- コンフィグで柔軟な設定、外部アプリケーションと連携するインターフェース、使いやすい操作性ほか
スイス第2位のリース会社であるAuto-Interleasing社(本社:バーゼル市)はSoficoのMilesを活用し法人顧客向けにマイレージ(走行距離)ベースのソリューション「Full Distance」を提供しています。
この革新的なソリューションは、あらかじめ合意された価格マトリックスと月中の実走行距離をリンクすることで、各車両の月次コストを正確に割り出すことが可能になりました。
Auto-Interleasing社ITディレクターPhilipp Spaniol氏のコメント:
「Milesシステムの最新リリースは、Full Distanceを開発するために必要な要件を完全に満たすものであり、実際にクラアントに商品を提供することができました。
すぐれた柔軟性と常に顧客のニーズに合わせて製品を改良しているSoficoの開発力が、Milesが強力で有効なシステムでありつづける大きな要因です。
私たちが Miles を選択した理由はいくつかあります。
第一に、真に多言語機能を実装していることです。スイスでは、フランス語、ドイツ語、イタリア語と、公用言語が3つもあります。そのため、ある言語から別の言語へ簡単に変換できるシステムであることが私たちにとって非常に重要なことでした。
2つ目の理由は、システムが使く、ソフトウェアエンジニアに頼らずに設定変更ができる高いコンフィグ機能でした。
私たちはフリート管理者であり、ソフトウェアエンジニアではありません。そのためアプリケーションの使いやすさは非常に重要な要素となります。また給油カード会社、タイヤサプライヤー、整備工場など、外部サプライヤーが使用するシステムとも容易に連携できる点も欠かせない要素でした。
Milesを導入してから、私たちのフリート顧客は車両整備が最も充実したディーラーを選択できるようになりました。こうしたことからも、他の外部システムと連携できることは大変重要です。
世界中のMilesユーザーのベストプラクティスに基づきながらシステムを継続的に改善しつづける環境をSoficoが整えたことが、最終的にFull Distanceの開発につながりました。
私たちは間違いなくMilesを選択して正解でした。すべての操作画面は一貫したルック&フィールで表示され、あらゆる機能操作に一貫性があり、使いやすく設計されています。社内ユーザーへMilesの使い方を教えることも難しくありません。
Soficoはリースビジネスを大変よく理解しており、Milesはリース、ファイナンス、車両管理事業を営む企業に最適化されています。おかげで私自身の仕事も大きく負担が減りました。」
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Hedef Fleet Services
SoficoのMilesを導入
2012年3月
ポイント
- わずか11か月で導入
- Milesの管理機能と堅牢なデータベースでヒューマンエラーを防止
- 大量のデータを扱えることにより、急速に拡大するビジネスにも対応
- 作成や分析が容易な多機能レポート機能
トルコに本拠地を置く同社は、、米国のプライベートエクイティファンドであるSoutheast Europe Equity Fund IIが全額出資し、約1,500社の顧客を抱えています。拡大する車両と複雑な顧客基盤を管理しながら、野心的な成長計画を達成するべく堅牢かつ柔軟な車両管理システムが必要であるとして、Milesを導入しました。
HedefのマネージングディレクターOnder Erdem氏のコメント:
「Milesは明らかに他社のシステムをリードしていました。私たちは、ビジネスの成長に応じて拡張でき、また完全な整合性を持ちながら大量の顧客契約処理、堅牢性と同時に柔軟性をあわせもつITシステムを求めていました。
Milesは、シンプルでわかりやすく、柔軟にロジックを設定できることから、自社の要件をそのまま取り込むことができました。そのため顧客ニーズの変化に対しても迅速に対応ができます。また多言語に対応しており、英語からトルコ語への画面翻訳も容易に行うことができました。
私たちはヨーロッパソフトウェア市場で最高のシステムを選択しました。 選定プロセスの中でSoficoの既存顧客ともヒアリングをしましたが、彼らからのフィードバックは非常にポジティブなものでした。」
Erdem氏は、Miles導入には明確なアドバンテージを5つ挙げています:
「まず、Milesは当社ユーザーの契約情報をすべて処理できるシステムであること。それから管理機能と強固なデータベースが誤情報に基づく取引を完璧に防止できます。
第二に、大量のデータを容易に処理できることはビジネスが急拡大する当社にとって理想的であること。
第三に、豊富なレポート機能は設定やその後の分析が容易だけでなく、車両管理に必要なすべての情報を提供できること。
第四に、迅速な導入が可能で、必要に応じて変更・修正ができる柔軟性を備えていること。
最後に、Milesは世界有数のリース会社たちがグローバルで活用しており、Soficoは開発を長年継続している事実は、我々としては非常に心強いものです。これは、Soficoが過去20年にわたり、ヨーロッパのフリート管理市場で培ってきた専門知識と経験に裏打ちされたものです。」
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Deutsche Leasing AG
Miles導入で作業効率を向上
2011年7月
ポイント
- VAT(付加価値税)制度変更に対応
- 1人当たりの契約管理数が2年間で約24%増加
- 請求書作成時の手作業が95%削減
Deutsche Leasing AG社はドイツSparkassen-Finanzgruppeグループのリース会社であり、子会社を含め約13万台の車両を所有・管理しています。2006年に同社は自社でシステムを構築するか、あるいは外部から調達するかの選択に迫られました。その背景としてあったのが、ドイツ国内で施行が迫っていた税制変更、とりわけ付加価値税についての変更でした。検討の結果、システムを外部から導入する方がコスト的にも工数的にも合理的であると判断しました。システムの選定基準として、同社は「変化する顧客やパートナー企業のニーズに対応できること」、「高度な車両管理が可能なシステム」などを設定し、最終的にMilesの導入を決定しました。その成果として、社員一人当たりが管理する契約数がMiles導入後の12ヵ月後に5%、18ヵ月後に11%、24ヵ月後には14%と、当初の目標をはるかに上回る伸びを記録しました。また、大手顧客向けの請求業務では複雑な工程を要していた手作業が95%削減され、生産性が大幅に向上しました。
さらには、全ての情報を保持できるMilesを事実上のデータウェアハウスとして利用することで、ビジネスインテリジェンスの獲得にもつながっています。
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Myleasecar.nl
自動車リースシステムのフルオンライン化に成功
2004年8月
ポイント
- 全リースサービスのフルオンライン化を達成
- 24時間アクセス可能なオンライン契約管理を提供
- BooleanPark社がGUIおよび”chat&call me now” サービスを提供し、SoficoがWebIntegratorを導入するコラボレーション
「Myleasecar.nl」はオランダ初のインターネットを駆使したリース会社で、GE Fleet Services社が発売した新しい商品です。フルオンライン化を達成したことにより、24時間いつでも契約管理が可能となりました。また、プロセスの簡素化と自動化により、シンプルでわかりやすいリースソリューションを求めるお客様に対し価格競争のある商品となっています。BooleanPark社がGUIデザインおよび独自の”chat & call me now “機能を提供し、Soficoが自社のWebIntegratorソリューションを導入することにより実現しました。