Relationship Management
取引先にロールを付与することで、「顧客」「サプライヤー」「整備工場」など区別してシステム上管理や運用できます。ロールによって画面の表示内容を変えたり、利用できる機能を定義できます。
ロールはまた、配下に別のロール(サブロール)を追加できます。(「サプライヤー」の配下に「ディーラー」など。)
リースバックのような取引の場合、取引先が「顧客」と「サプライヤー」の2つの属性を持つ場合があります。Milesでは同一取引先に対して複数のロールを設定することができるため、「顧客」と「サプライヤー」2つのロールを設定することができます。
Milesでは、取引先が顧客である場合(「顧客」ロールが設定されている場合)、見積や保険に関連する情報を登録します。具体的には、顧客ごとに設定でいる見積有効期間、見込車両台数、車両利益率、年間代替率、参照テーブルを利用した各種料金テーブルや見積テンプレートなどがあります。
『契約条件』では商品登録、指定整備工場、包括契約、見積テンプレートを設定します。
担当者管理画面ではリース会社の担当者、顧客先の担当者、また代理店の登録をします。いずれの担当者も「担当者名」「部署」「タイプ」「連絡先ロール」「有効開始日および終了日」「担当する車種」など詳細な設定をすることもできます。 尚、別途「連絡先」マスターに「連絡先ロール」がすでに設定している場合、自動的に紐づきます。「連絡先ロール」の例としては「車両担当」や「請求担当」などあります。またそれ以外の連絡先ロールを追加することもできます。
営業担当の情報及び見込み/競合他社等の情報を入力します。
車両保険などの保険内容の確認項目を保持します。
営業担当者によるアポのスケジュールやレポートを登録します。
組織における親子関係をグループ別にさまざまに定義することができます。
業部、システム管理部、総務部などツリー構造で組織構造を持つ場合、それらを登録できます。部署はまた「代表住所」のほか、「請求書送付先住所」など特定の用途をもつ住所も個別に設定することができます。Milesは基本設定として「請求書送付先住所」を請求書を出力する際に参照します。また「請求書送付先住所」が設定されない場合には、その顧客の「代表住所」を請求書の送付先として利用するしくみになっています。
請求を伴う取引先もしくはリース会社をMiles上に作成するとき、銀行口座もあ わせて作成する必要があります。
口座情報ここでは、取引先が利用する銀行口座を設定します。口座名義、銀行名、支店名、口座番号など通常の口座情報を登録します。 ステータス管理内部統制の一部として、各銀行口座は承認行為を経て口座有効にすることができます。このことにより、銀行口座を不要に利用されることを防止できます。
顧客と取引を上で必要な与信申請を管理します。依頼や結果、また与信審査に必要なチェック項目を定義します。
顧客の支払における全般的な設定を行います。
顧客が債務不履行に陥ったときにその債務の支払いを保証する取引先に関する設定をします。包括契約や見積など異なるレベルで保証を設定できます。保証金タイプでは、債務保証のための保証金の種類を設定できます。保証金の種類にはデフォルトとして次のものあります:
与信審査を通じて入手した情報をもとに、リース会社は信用担保の方 法を決定します。Milesではリース会社ごとに異なる与信管理に対応で きるようさまざまな設定が可能です。以下はその一部です。
顧客のすべての売掛金・買掛金に関する状況をまとめています。 この画面では主に情報を提供します。
帳票
外部アプリ連携
ワークフロー
商品・価格設定
顧客・取引先管理
データの活用
見積
セキュリティ管理
契約
ウェブポータル
車両管理
会計・財務管理