契約

Contract Management

なぜMiles

包括的な契約管理

契約のステータス、契約車両情報、リアルタイムな走行距離、契約に含まれる
サービス内容、回収予定表、売掛買掛勘定など、 契約に関するすべての情報を
管理します。車両管理オブジェクトとリンクするため、いつでも包括的に契約
情報を参照および管理できます。

主な機能

  • 契約を包括的に管理
  • ダッシュボードで契約情報を可視化
  • バージョン管理機能による契約修正
  • 同一車両を複数の契約に紐づけ可能

ダッシュボードで契約情報を可視化

契約中の車両と契約内容について全て管理できます。 ダッシュボード画面では契約ごとに走行距離や使用期間など、車両の使用状況をリアルタイムに把握できます。

契約修正をかんたんに

契約期間中にはサービスの追加や削除、整備工場の変更など、さまざまな変更作業発生します。Milesでは、契約変更を行うたびに「契約バージョン」を新規に作成し、変更が発生するごとに新たな契約バージョンが積み重なるしくみを実現しています。「契約バージョン」は変更前の契約データを引き継ぐことから、契約データの整合性が保証されます。また変更前の契約データも保持されます。「契約バージョン」という画期的な概念により、業務担当者は契約変更のためにわざわざ契約を満了させ、新規に契約を作成する必要がなくなります。そして一連のはん雑なペーパーワークからも解放されます。

Milesデフォルトの契約サイクル

契約画面

営業プロセスを考慮した最適な画面レイアウトとなっています。「サマリー画面」では見積作成に必要なほとんどの情報を表示します。ユーザーはその都度複数の画面を参照することなく、効率的に見積を作成できます。

契約作成

通常の業務プロセスでは複数の見積を作成し、その中から顧客が承認した見積をもとに契約を作成します。標準的なMilesでは、車両が納車された時点で自動的に契約ステータスを「実行中」に変更します。燃料など車両にリンクしない契約の場合は手動でステータスを変更することもできます。

車両を複数の契約に紐づける

フリート車両を複数の契約に紐づけることができます。そのため同一車両に対してファイナンス部分の契約とサービス部分の契約と個別に作成することができます。

契約の再計算

財務的な影響のある契約変更が発生したとき、Milesは車両および契約に含まれるサービスの両方に対して再計算を行います。

頭金の設定

契約に頭金が設定された場合、個別に頭金請求を行うことができます。なお、頭金は標準ではサービスのうちに含まれませんが、コンフィグレーション(Milesの設定作業)により標準サービスとして組み込むことができます。

車両の引き取り

契約満了時など、リース会社により引き上げられた車両は引取車両としてMilesに登録できます。必要に応じてMilesから顧客やドライバーに対して車両移送発注書ななど関連書類を作成のほか、車両状態報告書などを作成します。また修理が必要な場合、整備工場に作業指示を発行することにも対応します。売却、転用、プール車両など引取後のプロセスもMilesで処理できます。

契約満了処理

契約は「中途解約」もしくは「通常満了」のいずれかで終了となります。契約終了形態の判定ロジックは計算式とワークフローの組み合わせで定義します。

契約の精算

契約走行距離と契約期間に紐づくコストを追跡します。契約走行距離と実走行距離との間に一定以上の乖離が認められた場合、走行距離に応じた精算など、Miles上でさまざまな対応アクションを定義しておくことができます。また燃料代のようにサービスの一部に含まれており、契約時の価格から一定以上価格が乖離した場合、都度調整金を精算できます。

契約変更

契約の期中、契約期間、走行距離、オプションの追加、納車先など、契約に関するさまざまな変更が必要になる場合があります。これまで別途新規に契約を作成することで対応するケースが多い中、Milesは契約バージョンという概念を用いることによって既存の契約を終了させることなく、同じ契約上でさまざまな変更を行う画期的なしくみを提供しています。

契約変更:さまざまな変更理由

契約のライフサイクルの間、さまざまな変更が必要になる場合があります。
例えば、

  • 契約期間や契約走行距離の変更
  • 納車先の変更
  • サービスの追加・削除
  • オプションの追加・削除

契約バージョン

契約変更を行う場合、Milesは既存の契約をベースにした新しい契約(バージョン)を作成します。「契約バージョン」は原則として不可逆的であり、変更が発生する度に新規に契約バージョンを作成する独自の仕組みを採用しています。このため、ユーザーは常に契約の変更内容を把握し、契約のライフサイクルを正確に把握できます。また、最新の契約バージョンと過去の契約バージョンを画面上で比較し、差異のある箇所のみ強調表示できます。
そのほか、契約変更時にお客様の同意有無、財務的影響、変更理由などさまざまな条件にもとづく多岐にわたる変更処理を自動的に決定するロジックをあらかじめ組み込むことも可能です。

見積の有無

新しい契約バージョンは、見積書の有無に関わらず作成することができます。

複数契約も一括で可能

契約修正は、単一の契約でも複数の契約に対して一括で行うことができます。

再リース

顧客が再リースを希望する場合、新規に「再リース契約」を作成され、「元の契約」と「一時的に」リンクされます。再リース契約が実行ステータスに移行した時点で元の契約は終了されます。